たばこ疫病の散布専用剤ホープスター
有効成分
- カスガマイシン一塩酸塩…5.7%
(カスガマイシンとして…5.0%) - 塩基性塩化銅…75.6%
(銅として…45.0%)
特長
予防効果と治療効果をあわせもち、安定した効果を示す。
適用内容(2022年10月末日 現在)
作物 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | カスガマイシンを含む農薬の総使用回数 | 銅を含む農薬の総使用回数 |
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たばこ | 疫病 | 1000倍 | 100~18ℓ /10a |
収穫10日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | - |
効果・薬害等の注意
- 使用量に合わせ薬液を調製し使いきる。
- 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布する。
- 石灰硫黄合剤などアルカリ性薬剤、チオファネートメチル剤との混用はさける。
- 核果類(ももを除く)、れんこん、白菜等には薬害を生ずるおそれがあるのでかからないように注意して散布する。
- 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることがことが望ましい。
魚毒性等
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
安全使用上の注意
- 誤飲、誤食などのないよう注意する。
- 本剤は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意する。
- 眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受ける。
- 火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努める。
- 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収する。
- 移送取扱いは、ていねいに行なう。
保管
- 密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所に保管する。