北興産業のきのこ栽培施設用環境浄化剤 北興産業のきのこ栽培施設用環境浄化剤

ラインナップ

  • ミクロトールS

    ミクロトールS

  • ミクロトールH

    ミクロトールH

  • ミクロトールD

    ミクロトールD

  • 水に薄めて噴霧するタイプの防菌・防カビ剤のシリーズです。
  • 広範囲の抗菌力で、カビ類とバクテリア(細菌類)を防除し、空中浮遊菌、落下菌を減少させます。
  • カビ類、細菌類の発生状況により、S、H、Dの薬剤を選べます。
ミクロトールジェット50

ミクロトールジェット50

  • 広範囲のカビ類に効果のある屋内用カビ防止燻煙剤です。
  • 白煙が屋内の隅々までゆきわたり、効率良くカビ類を防除し、空中浮遊菌、落下菌を 減少させます。

ミクロトールシリーズの使い方

  • ミクロトールS

    ミクロトールS

  • ミクロトールH

    ミクロトールH

  • ミクロトールD

    ミクロトールD

使用する場所
菌床がない状態の、放冷室、接種室など
処理方法
  • 天井・壁・床・棚などの汚れを落とし、よく乾燥する。
  • 薬剤を水で規定の倍率に希釈し、よく攪拌する。
  • 噴霧器を使用し、規定量(500㎖/3.3m2)の希釈液を均一に散布する。
  • 散布後一晩静置し、菌床を置く場合は、床、壁を水洗い洗浄後、十分乾燥させてから使用する。特に、培養棚や発生棚は十分水洗いし、清拭する。
注意
必ず、菌床がない状態で使用する。
また散布液が培養素材(培地・原料・包材等)にかかったり、混入しないようにする。
ミクロトールジェット50

ミクロトールジェット50

使用する場所
菌床がない状態の、放冷室、接種室など
処理方法
  • 天井・壁・床・棚などの汚れを落とし、よく乾燥する。
  • 設備機器類、金属類(コンセントなど)はビニール、布などで被覆する。
  • 屋内の容積40m2×高さ2mあたりに一缶となるよう使用量を決める。
    煙が漏れないように戸や窓を閉め、煙が全体に行きわたる場所で、近くに可燃物のない場所に設置する。
  • 缶の蓋を開け点火する。発煙を確認したら直ちに室外に出て、そのまま放置する。
  • 煙の噴出は1〜2分で終わるが、5〜6時間または一晩放置する。
  • 室内を開放し十分換気した後、床、壁を水洗い洗浄後、十分乾燥させてから使用する。
    特に、培養棚や発生棚は十分水洗いし、清拭する。
注意
必ず、菌床がない状態で使用する。
また散布液が培養素材(培地・原料・包材等)にかかったり、混入しないようにする。
防塵マスク、防護眼鏡、手袋、長袖の作業着などを着用する。

各薬剤の成分・性状

ミクロトールS

ミクロトールS

ミクロトールH

ミクロトールH

ミクロトールD

ミクロトールD

ミクロトールジェット50

ミクロトールジェット50

容量 500cc 500cc 2ℓ、10ℓ 50g
性状 類白色粘稠液体(フロアブル) 類白色粘稠液体(フロアブル) 淡黄褐色透明液体 淡黄色顆粒
臭気 無臭 無臭 アルコール臭 無臭
有効成分
  • 塩化ベンザルコニウム
  • チアベンダゾール
  • 塩酸クロルヘキシジン
  • チアベンダゾール
  • チアベンダゾール
  • トリクロサン
  • ジョードメチル-p-トリルスルホン
  • チアベンダゾール
使用方法 100〜200倍希釈液を
500cc/3.3m2噴霧
250〜500倍希釈液を
500cc/3.3m2噴霧
250〜500倍希釈液を
500cc/3.3m2噴霧
床面積40m2×高さ2m
あたり一缶を燻煙
どの剤を使えばいいの? どの剤を使えばいいの?
まずは!まずは!
ミクロトールS
ミクロトールS
試してみよう!
  • 何を使ってよいかわからないときは、まずはSを使ってみてください。
  • カビ類やバクテリア(細菌類)に対してバランスよく効くスタンダードな剤です。
バクテリア重視ならバクテリア重視なら
ミクロトールH
ミクロトールH
  • バクテリアの発生が多い場合や、Sを使ってもバクテリアが抑えられない場合は、Hを使ってみてください。
  • バクテリアに対する効果を重視した剤です。
カビ類重視ならカビ類重視なら
ミクロトールD
ミクロトールD
  • カビ類の発生が多い場合や、Sを使ってもカビ類の発生が抑えられないときはDを使ってみてください。
  • カビ類に対する効果が強化されています。
  • バクテリア類に対する効果は高いですが、特異的にシュードモナス属のバクテリアには効きません。
カビ類重視ならカビ類重視なら
ミクロトールZ
ミクロトールジェット50
  • とにかく手軽に処理したい場合にはジェット50が便利です。
  • ただし、バクテリアに対する効果は殆ど期待できません。
  • カビ類の汚染源が、手の届かないところと想定される場合(排気口など)はジェット50を試してみてください。

Q&A

Q1

ミクロトールに残効性はありますか?

壁面や床面に保持された成分が、菌の増殖を抑えます。

Q2

ミクロトールの残効性はどの程度ですか?

壁面、床面などに保持された薬剤の量によります。
また、菌の状況(処理時の汚染状況、処理後の菌密度など)により、実際に菌の発生を抑える期間は異なりますので、一概には言えません。

Q3

残った希釈液を保管しておいてもよいですか【S、H、D】

希釈液は、使用の都度必要量を調整してください。
調整後はそのまま放置せずに、できるだけ早いうちに使い切ってください。

Q4

水洗いするのはなぜですか?【S、D、H】

有効成分のチアベンダゾール等が菌床などに触れないようにするためです。 菌床などをすぐに設置しない場合は菌床を設置する前に水洗いしてください。

Q5

ジェット50を燻煙した後、うすっらと白い粉末状のものが床など堆積しているのが見えますが、何ですか?

有効成分のチアベンダゾールです。きのこに触れないよう、特にきのこを置く栽培棚などは、よく水で流したあと清拭し、よく乾燥させてください。
設備機器類やコンセントなどは、ビニールや布で被覆するとよいでしょう。

Q6

噴霧タイプ(S、H、D)と燻煙タイプ(ジェット50)を併用してもよいか。

一般的にはジェット50の効果は噴霧タイプの効果にカバーされるので、併用する必要性はありません。
ただし、噴霧タイプで手の届かない部分が気になる場合など、併用することに問題はありません。

Q7

部屋の天井が高いのですが、ミクロトールジェット50の薬量はどうすればよいですが?

体積見合いで計算してください。
天井が高い場合は、脚立や台を使うなどして、薬剤の設置場所を高くしてください。

Q8

ミクロトールジェット50を使用して火事になったりしませんか?

高熱になりますので周りに燃えやすいものがないよう注意してください。
煙が外に漏れると、火事と間違われる恐れがありますので煙が漏れないように戸や窓を閉めてください。密閉度が悪いところでは、目張りをするなどの対策をしてください。
また、必要に応じて燻煙中の張り紙をするなどの配慮してください。

Q9

設備、機器に対する金属腐食性はありますか。

水と同程度の軽いものです。

Q10

ミクロトールを使用しても、カビ類やバクテリアの発生が抑えられないがどうすればよいか。

処理前の清掃は十分でしょうか?
汚れがひどい場合は、次亜塩素酸ナトリウム溶液やアルコールでよく清掃した後に処理してください。
カビ類およびバクテリアの発生状況にあわせ、薬剤(S、H、D、ジェット50)を替えてみてください。
フィルターなども含め、総合的な対策も検討してください。
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